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ArmasとIivanaを中心にしたカレリアグループ1stアルバムからの、いかにも70年代の洋楽担当ディレクターのお遊び企画といった感じのシングルカット。フィンランド伝統のフォークとロック音楽を融合した革新的フォークロックということになってますが、フォークミュージシャンという触れ込みの二人は本当は60年代のフリージャズとロケンローの爆発的拡散の中で活動を始めた先鋭的ジャズミュージシャンの Seppo Paakkunainen と Edward Vesala の変名なのね。ルーツ指向な意図もあったかも知れませんが、変名による発表や、伝統的フォークから真似たという珍妙なヨレヨレ歌唱など、オリジナルからして企画モノなので、その意図をしっかり汲んだというのは正しいのかもしれないです。放送用?の白レーベル。ジャケに書かれた「歌謡曲として流すこと」という手書きメモが芯を食ってることも特筆すべきでしょう。
Trio PA-102 7' 日本盤 71年
media: VG++ sleeve: VG++
放送用?見本盤 WOC
♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/15306.mp3
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