無人島にレコードなんて持ってくかなあ...。
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Anches Doo Too Cool (Philippe Herpin / Daniel Pabœuf) / Nous D'Eux
¥4,500
フランスの室内楽グループ1st.アルバム。サンプル一曲目はリズムボックスが使われていますが、他の曲はバスクラリネットとサックスが中心のミニマル、チェンバーミュージック、フリージャズ曲です。後期にはZNRのHector Zazouも参加し、エレクトロニクスやダンスミュージックとの融合も図られるので、このアルバムはその原点とも言えます。なぜかニューウェイヴのメッカCelluloid からのリリース。 Celluloid CEL - 6573 LP フランス盤 81年 media: VG++ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16222.mp3
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Véhicule Léger / Lame De Rasoir / Nez Rouge
¥3,500
ピアノとボーカルと作曲を担当するVéronique Rauxと、ドラム、アレンジャーのLanning Robineauとによるちょうかっこいいチェンバーピアノロック。Art Bearsなどレコメン系との接続は確認されていませんし、グループとしてはこのシングル1枚しか出ていないようですが、大いに評価されていい楽曲だと思います。 F.L.V.M. FLVM 4540 7' フランス盤 80年 media: VG++ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16223.mp3
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Zero / Am I Your New Toy
¥4,500
SOLD OUT
時期によって名前を変えるヘンテコミュージシャン、Robert Brobergが74年から82年まで名乗っていたのがZERO。ZERO名義最後のこのアルバムは、時期的にニューウェイヴの影響もありつつ、まったく独自の美意識と洒落っ気で綴られたアヴァンポップの超名盤。冒険的に極限まで減らされた音数と、それでもポップさは失わない熟練の技の共存は簡単に真似できるものじゃないです。昨今の独立系SSWにも通じるようないわゆる80'sとは思えない研ぎ澄まされた音色にもハっとさせられます。 Silence SRS 4673 LP スウェーデン盤 81年 media: VG+ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16193.mp3
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BoojWah Kids / Fake Golden Palmtree
¥2,600
スウェーデンの北欧のビーフハート、北欧のエトロンフーともいうべき、独自の脱構築を志向し、わずかな期間だけ活動したグループ。衝撃の1stアルバムから3年後に突如リリースされた7インチです。ギターのErik Fritjofssonはソノタ推薦のアヴァンロック-ニューウェイブバンドStåålfågelの中心メンバーでもあり、当時のスウェーデン前衛ロックシーンの横の繋がりが垣間見得ます。同じくギターのOlof StockmanがいたPsynkopatというジャズロックバンドも要チェックよ。 Slick T10-3 7' スウェーデン盤 83年 media: VG++ sleeve: VG++ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16191.mp3
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The Mo / Nancy / Fred Astaire (Just A Summer Love Affair)
¥2,400
中心メンバーが次々変わるバンド。このシングルが切られたClemens De Lange在籍時の初期はプログレ、アートロック、前衛ロック色が強いが、2ndではニューウェイヴの影響が濃くなっていき、3rdではシンセダンスポップに変容する。どの時期もクオリティが高く、独自の色を保ち続けた稀有なバンドだと思う。本シングルも両面とも名曲! Backdoor 6837 686 7' フランス盤 80年 media: VG++ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16146.mp3
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XX Century Zorro / La Volpe Du XX Siècle
¥12,800
サイケデリック・ニューウェイヴとも言うべきイタリアの伝説的ブロジェクト。A1以外はすべて左右別々な音源が流れ続けている。よく古い音源の海賊コラージュという解説も見かけるが、実際はほとんどが奇跡的なバンドセッションによって得られたオリジナルの演奏音源であり、左右の別々に思われる音楽も時々嘘のように重なり、混沌と恍惚の混じり合った美しさを見せる。セッション自体もパンク的な要素は全くなく、むしろ例えばFaustのような、コミューンならではのメロディアス&グルーヴィーで大麻中毒的な明るさを持っている。オルガンと金管楽器というのも破壊衝動的ではない印象に寄与している。すべて計算されていたはずもないし、左右に分けたのもなるべく多くのセッション音源を入れたかったからだけなのかもしれないが、奇跡は意外とこういう風に出来上がるのかもなあと思わせる大名盤であることは間違いない。 Compact Cassette Echo XXCZVL LP イタリア盤 83年 media: VG+ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16172.mp3
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Kevin Ayers - John Cale - Eno - Nico / June 1, 1974
¥4,500
Soft Machine、Velvet Underground、Roxy Musicの奇跡的な合体とも言える歴史的ライブアルバム。ロバート・ワイアット、マイク・オールドフィルド、ニコなどもゲスト参加し、ケヴィン・エアーズ再起記念コンサートにこの豪華なメンツが大集合した。冒頭からイーノの呪文のようなループロック?が続き、唐突なハートブレイクホテル闇解釈カバー、ニコの浮遊するドアーズカバーなどを経て、後半はバラエティに富む楽曲が続きます。事の経緯が日本語で詳しく書かれたライナー付きです。 Island 東芝EMI ILS-80074 LP 日本盤 74年 media: VG++ sleeve: VG+ 日本語解説ライナー付き、オビなし ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16180.mp3
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ZNR / Barricade 3
¥9,800
Recommendedから1981年にリイシューされたもの。グリーンカバー。 サティから生まれた突然変異室内楽ユニットZNRのファーストアルバム。今や欧州を代表する作曲家になったジョセフ・ラカイユの美しいピアノ旋律と、イタズラ大好き男エクトル・ザズーの暴力的と言っていい程行き当たりばったりの無骨なアナログシンセとの奇跡の出会い。ジャケのイラストはあのキャプテン・ビーフハートによる描きおろし。大大名盤です! Recommended RR^ seven LP UK 1981 media: VG++ sleeve: VG++ ジャケ、一部色褪せ ♪試聴:https://www.youtube.com/watch?v=1fWwWuO-U70&list=PLIO-ZXIOdek8nLmt1qZJIXf4fzQ0pTqpb
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Lindsay Cooper / Music For Other Occasions
¥3,800
Henry Cowに参加し、その後RIO周辺の重要メンバーになった女性木管楽器奏者&作曲家の86年作。クリス・カトラー御大を始め、Slapp Happyのダグマーや才女Georgie Bornなどがサポート。むしろヘンリーカウに影響を与えたという鬼のような変拍子とギリギリの調性による緊張感に包まれたハードボイルドな前衛室内楽作品です。 Sync Pulse SP 3 LP UK盤 86年 media: NM sleeve: VG++ w/ lyric sleeve ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/14899.mp3
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Peter Gordon / Star Jaws
¥6,800
アンディ・マッケイにもジョン・ゾーンにもなれなかった中途半端なアート志向が天然と相まって逆に魅力になってしまっている男、ピーター・ゴードンがLove of Life Orchestra結成前にリリースしていた素晴らしい初ソロアルバム。一番難しいと言われている「格好つけて面白くなる」に見事に成功している名盤です。 Lovely Music LML 1031 LP US盤 77年 media: VG++ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/11189.mp3
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片岡知子 Tomoko Kataoka / スキマの国のポルタ/オリジナル・サウンドトラック盤 a Country between the World
¥4,400
SOLD OUT
弊店スタッフでもあった音楽家・片岡知子の代表作! NHKで放送された名作アニメ『スキマの国のポルタ』(原作・絵:荒井良二)のオリジナル・サウンドトラック、DVD-BOXセットオンリーで一度CD化されたのみだった音源をアナログレコードで復刻。これまで単品での発売はなく、入手困難な状況が続いていた作品ですが、諸々の権利関係処理を乗り越え、今回のレコード化はまさに待望のリリース!最高傑作だよ〜 LI'L DAISY LP JAPAN 2021 media: NEW sleeve: NEW
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Albert Marcoeur / Armes & Cycle
¥5,800
クリンペライなどのフレンチアヴァンポップ/トイポップに多大な影響を及ぼし、今なおアヴァンポップの異端かつ大御所として活動し続けるアルベール・マルクールとそのグループ。本作は前二作よりロック色が強く、また存在枚数がかなり少ないと思われる3rd. ロックと言ってもそこはマルクール流。どうやったら思いつくのかわからない高度にねじくれたアレンジと抜群の演奏力、ユーモアと哀愁と笑い。「フランスのザッパ」と呼ばれる以上の音楽がここにあります。 Philips 9101 210 LP フランス盤 79年 media: VG+ sleeve: VG+ 歌詞つきオリジナルインナースリーブ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/6757.mp3
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Los Iniciados / El Cantor De Jazz +4
¥5,800
スパニッシュ・アンダーグランド一大電子ノイズ集団El Aviador Droのサブプロジェクト。Aviador Droの誰が参加しているかは不明。そこも含めてレジデンツの影響が感じられる場面もあるが、パフォーマンスと共に再生されるため、音楽自体は非常にアブストラクトです。 DRO D.R.O. 004 7' スペイン盤 82年 media: VG+ sleeve: VG 33回転7インチ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/15920.mp3
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David Cunningham / Grey Scale
¥8,800
フライング・リザーズの主宰として、マイケル・ナイマンやディスヒートのプロデューサーとして、ニューウェイヴと前衛ロック、現代美術までを結んだ重要人物、デビッド・カニンガムの学生時代のソロアルバム。A面はミスタッチを拡張させていく、まさにマニュアル・オブ・エラーズな「Error System」を使った変則ミニマル群。B面もおそらく曲ごとに何かのルールに則って作られたと思われる反復中心の脱線現代音楽が並んでおります。 Piano 001 LP UK盤 76年 media: VG++ sleeve: VG++ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/13248.mp3
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Etron Fou Leloublan / Face Aux Elements Dechaines
¥5,800
5枚目にしてラストアルバム。前衛的かつポップ、かつて聴いたこともないようなアンサンブルは、すでに完成の域に達し、いわゆるレコメンっぽさはほとんど感じられない。pro. Fred Frith。 Rec Rec 08 LP スイス盤 85年 media: VG+ sleeve: VG ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/15772.mp3
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The Honeymoon Killers / Les Tueurs De La Lune De Miel
¥4,800
元々はベルギーで生まれたポストパンクバンドに、レコメンフランス支部中心人物でもある鬼才マーク・ホランダー率いるアクサクマブールや女性ボーカリストなどが合体して出来たハネムーンキラーズの大名盤2nd。フランス的なユーモアを纏ったニューウェイヴ・テクノポップと前衛ロック流儀を繋ぐ貴重なサウンドは唯一無比!ちなみにアルバムタイトルは、フランス語での「The Honeymoon Killers 」で、合体する元のバンド名でもあります。 Riskant 4002 LP ドイツ盤 81年 media: VG++ sleeve: VG++ ライナーノーツ付き ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/15806.mp3
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Guigou Chenevier & Sophie Jausserand / A L'abri Des Micro-Climats
¥5,800
レコメンフランス代表、元エトロン・フー・ラルーブランのドラマーの傑作ソロ。これを聴けばフェルディナン・リシャールよりむしろ彼の方がエトロンの中心的存在であったと解釈することもできる。前衛かつフランス人らしいユーモアのあるドラミングやコンポージングは、レ・バッテリーやオクターヴォなどの彼の参加バンドでのプレイの集大成でもある。 Rec Rec 07 LP スイス盤 84年 media: VG+ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/12079.mp3
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Six Cylindres En V / Dernier Cri
¥8,800
80年から84年まで活動した、Etron ForやAksak Maboul、Stormy Sixなどにも共通するユーモアセンスとアマチュアイズムを持った風変わりな7人編成のブラスアンサンブルバンド。今ではなかなか発掘が難しくなったAYAAレーベル(Recommended France)からのリリースです。マーチングバンドが前衛ジャズロックを人力テクノ的な演奏でカバーしているようなサウンドは、ともすればシリアスすぎるレコメン系の中では、ひときわ異彩を放っております。 AYAA DT 1184 LP フランス盤 84年 media: VG++ sleeve: VG++ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/7678.mp3
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Ron Geesin / The Musical Elephant
¥2,800
60年代からラグタイムと現代音楽、声のコラージュなどのキメラ的な融合、70年代からは電子音楽にも手を出していた孤高の変態音楽家Geesinの子供向け7インチ。朗読と音楽が交互に入るスタイルだが、B面後半に音楽だけのトラックも収録されている。ここでもちょっとホンキートンクなピアノとシンセと声のコラージュ、効果音などがごちゃまぜになった、子供には刺激が強すぎるサイケデリックな世界を表出している。なぜかクレジットがRon Geesonになっていて、本人がサイトで間違いを指摘している。残念ながらボードゲームになっているゲートフォールドジャケがなかったので、お安めで。 Good Reading ME2 7' UK盤 74年 media: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/15350.mp3
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Peter Blegvad / Alcohol
¥3,200
Slapp Happy「Sort of」がRecommended Recordsから英国リリースされた時にボーナスとして付属した、メンバーBlegbadの片面オンリーソロシングル。本当に摂取したのはアルコールなんですかね?と思わざるを得ない遊び心たっぷりのアヴァンギャルド酩酊ソング。無音のB面盤面は丁寧に手書きの絵が彫り込んであって素敵! Recommended R.R.A 5.75 7' UK盤 80年 media: VG++ sleeve: VG+ WOC ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/14723.mp3
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Hatfield and the North / Afters
¥5,800
2枚のアルバムを残して解散したハットフィールド&ザ・ノースの解散後に出たベスト盤的編集盤。シングルオンリーの曲やライブテイクなどのレアトラックも収録されているうえに、ジャケも素晴らしい、ハットフィールド&ザ・ノース関連のアルバムの中でも一番のレア盤になっている。名曲レッツ・イートをアナログで聞きましょう! Virgin VR 5 LP UK盤 80年 media: VG++ sleeve: VG (ジャケ右上部ハガレ) ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/4183.mp3
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Fred Lane and His Hittite Hot Shots / Car Radio Jerome
¥5,800
ソングライトとフロントマンをつとめるフレッドレーン (aka Tim Reed) をフィーチャーした南部アラバマからのシュルレアリスト軍団。エルヴィス、探偵ドラマ、西部劇など、様式化したイメージを振り撒く素材をパロディー的手法のマニエリスムで再構成した、諧謔味あふれる好作。全員変名ですが、Curlew の Davey Williams (g,reeds) や、LaDonna Smith (keys) らがメンバーのようです。 Shimmy Disc 013 LP media: VG++ sleeve: VG+ (CC) 86年。
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