無人島にレコードなんて持ってくかなあ...。
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Patrick Portella / Joseph Racaille / Les Flots Bleus
¥5,800
SOLD OUT
アヴァンポップの祖であるZNRではピアノ演奏をHector Zazouのラディカルな単音シンセによっていい意味で台無しにされてしまったラカイユと、同じくZNRでクラリネットを吹いていたPatrick Portellaが、Zazou抜きでフランス流室内楽を披露したのが本作。45回転なのに30曲もの小曲を収録しているが、とにかくどの曲も秀逸。決して上手くないボーカル入りトラックもいくつもある。大傑作なのにいまだにCD化されていない模様です。 Recommended RR 16 LP UK盤 83年 media: VG++ sleeve: VG+ 縦型ライナーノーツ付き ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16679.mp3
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Zero / Am I Your New Toy
¥4,500
時期によって名前を変えるヘンテコミュージシャン、Robert Brobergが74年から82年まで名乗っていたのがZERO。ZERO名義最後のこのアルバムは、時期的にニューウェイヴの影響もありつつ、まったく独自の美意識と洒落っ気で綴られたアヴァンポップの超名盤。冒険的に極限まで減らされた音数と、それでもポップさは失わない熟練の技の共存は簡単に真似できるものじゃないです。昨今の独立系SSWにも通じるようないわゆる80'sとは思えない研ぎ澄まされた音色にもハっとさせられます。 Silence SRS 4673 LP スウェーデン盤 81年 media: VG++ sleeve: VG++ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16193.mp3
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Kosmonautentraum / Schöne Weihnacht' (Jingle Bells / Vom Himmel Hoch, Da Komm' Ich Her)
¥4,800
硬派なサウンドで80年代前半に人気を博したジャーマンニューウェイヴバンドが活動停止直前にリリースしたレアなクリスマスシングル。音程を一度も合わせないまま歌い続けるジングルベル(最後は楽器も崩壊)と賛美歌「高き天より、我は来たれり」。A面トラック最後は鐘の音が無限ループするように細工されている。 Ulan Bator UB SG 2412 7' ドイツ盤 87年 media: VG++ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16503.mp3
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The Space Negros / Go Commercial
¥2,400
数々の面白前衛音楽をリリースする Arf! Arf!のオーナーでもある鬼才Erik Lindgrenがやっていたアヴァンポップ、ポストパンクバンド(とは言え本作は打ち込みメインなので、ほぼ一人制作)の9曲入り7インチ。A面の8曲はすべて30秒以下のワンアイデアの楽曲。B面はなぜかヤードバーズのチープなNWカバー。相変わらずのやりたい放題! Arf! Arf! AA-001 7' US盤 80年 media: VG++ sleeve: VG++ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16369.mp3
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Mr Z'oob / To Tylko Ja
¥4,500
83年にポーランドで結成されたユニークなバンド。演劇的でプログレッシブな要素があるかと思えばレゲエやスカを取り入れたり、アレンジ的には幅があるように見えるが、すべての場面でメロディがしっかり機能しており、オルタナロックの姿をしたポップスと言ってもいいと思います。それよりジャケの手描き3D...。 Polskie Nagrania Muza SX 2294 LP ポーランド盤 86年 media: VG+ sleeve: VG ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16449.mp3
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Parnass / Keine Zukunft?
¥8,800
コンサート会場で200枚だけ販売されたレアなアルバム。クラウトロックとニューウェイヴとサイケを合わせたような独特のサウンドですが、特筆すべきはB面後半15分に渡る謎の長尺曲。組曲のようにいくつかのシーンが繋ぎ合わせたようなこの曲の後半は無機質なエレクトロや工業的にエフェクトされたギターなどによる、あまりに凶暴でディープすぎるシーケンスが無骨に何分も続き、ホワイノイズと正弦波で終わる。サンプルとは別にその部分のリンクを置いておきますね 001 SM LP ドイツ盤 81年 media: VG++ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16598.mp3 ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16598_2.mp3
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Doctor Mix And The Remix / Wall Of Noise
¥5,800
フランスのNWグループ。基本的にリズムボックスとギターでロックを演奏しているのだが、Wall Of Noiseの名の通り、すべての曲のギター音やミックスが不自然なほどエフェクトされており、異形の世界に辿り着いてしまっている。かと言ってノイズを音響的に捉えてるわけでもなさそうで、単にやりすぎ感だけが伝わってくるところがソノタ好み!David BowieやVelvet Underground、Bryan Ferryの破壊的カバーもやってます。ジャケのポップさとの対比もグッド。 Rough Trade ROUGH 6 LP UK盤 79年 media: VG++ sleeve: VG++ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16596.mp3
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Étant Donnés / Plutôt L'Exil Du Cinq Doré +2
¥2,500
Lydia LunchやGenesis P-Orridgeらとコラボしてきたモロッコ生まれの兄弟による実験音楽ユニット。自然音や電子音、ノイズなどが小気味好く時間を切り裂いていく音響作品。 Vita Nova Réf. 002 7' フランス盤 83年 media: VG+ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16479.mp3
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Repercussion Unit / Same
¥5,800
"Zappa in New York"をはじめ、フランクザッパの30枚以上のアルバムで超絶技法の木琴を演奏していたEd Mannを中心としたパーカッションアンサンブルグループの1st。緻密に計算された変拍子や転調を繰り出す難易度の高い楽曲はもちろんのこと、変なシンセが入ったりグルーヴィーな曲を楽しそうにやったりもするのは、ザッパのユーモアの影響もあるのだろう。 Robey Rob No. 1 LP US盤 78年 media: VG+ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16549.mp3
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The Inevitable / Those In Darkness
¥3,500
この3曲入り33回転7インチ一枚のみリリースしている前衛ジャズロックバンド。サックスプレイヤーDavid PettsとギタリストJon Dobieのプロジェクトだと思われる。彼らは90年代以降もアヴァンシーンで活動しているので、キャリア初期の初々しい前衛だったかもしれませんね。 The Metallic Voice HONK 1 7' UK盤 80年 media: VG++ sleeve: VG++ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16590.mp3
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Artificial Intelligence / First Contact
¥4,800
グループの詳細があまりにも不明だが、極めて高度な構成力とアイデアを持ったUSプログレッシブロックバンド。UKで言えばGentle Giantタイプ。インナースリーブはドイツ語、日本語、英語の3言語で書かれている。こんなグループ本当に存在したのか?ジャケもプロビデンスの目だし、本当は2025年にAIが84年のフリをして作ったものではないのか?未来のイルミナティの残党が過去に送り込んだものではないのか?と陰謀論に乗ってみたくなるほどの出来です。 New Deal NDR-8402 LP US盤 84年 media: VG++ sleeve: VG++ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16506.mp3
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Etron Fou Leloublan / Les Poumons Gonfles
¥6,800
マルセイユが生んだ、あまりに独創的な前衛ロックバンドの、代表作といわれる3枚目。F.Frithのプロデュースだが、この時期になるとレコメン=ヘンリーカウの図式は全く見受けられず、むしろC.ビーフハートとの構造的な共通点すら感じられる。ロックの文脈にこんなアンサンブルが成り立つ余地があることが不思議だが、フランス人らしいユーモアも交えつつ、唯一無二のプレイスタイルを持ったメンバーたちが集まった結果の奇跡であるとも言える。 Turbo Music TMSA 3301 LP スイス盤 82年 media: VG++ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/2035b.mp3
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Frank Sumatra / Te Deum
¥4,500
チャールズ・ヘイワードやデヴィッド・カニンガムとのコラボで評価の高いUKのジャンル超越オルタナグループFamily FodderのメンバーであるJohn Pearceの変名4曲入りソロ12インチ。アートベアーズみたいな曲があると思えば、Joe Meekテルスターの乱暴なカバーや歌モノがあったり、ソロらしくやりたい放題。ジャケ写はハーフジャパニーズ、The WorkのMick Hobbsが担当。にしても「フランク・スマトラ」って...。 Small Wonder TEENY 1 12' UK盤 79年 media: VG++ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16573.mp3
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Godley & Creme / Freeze Frame
¥3,200
その後映像作家として有名になる元10ccのゴドクレの3rdアルバム。もはやGIZMOがどうとかではなく、音響の極限に挑戦しポップロックを進化させてきた二人の到達点とも言える名作アルバム。ますはハーモナイザーでメロディを作っているA3「I Pity Inanimate Objects」に度肝を抜かれてほしい。 Polydor 2442 166 LP UK盤 79年 media: VG++ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/12708.mp3
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Angletrax / Same
¥3,800
SADISTA SISTERSのウェンディ・ハーマンがボーカルで参加しているむっちゃかっこいいポストパンク、アヴァンロックバンド。あまり売れずアルバムもこの一枚だけだが、もっと評価をされていいグループであることは間違いなく、この時期のオルタナティブの一つの到達点と言ってもいい。あるサイトに書かれていたこの文言がまさに言い得てる。「音楽を再定義した時代の、生々しいエネルギーと創造性を体感してください」。必聴!ジャケ質悪いので少しお安く。 Ariola Hansa AHAL 8009 LP UK盤 79年 media: VG+ sleeve: VG ジャケの一部汚れあり(写真参考) ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16303.mp3
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Faust / The Faust Tapes
¥6,800
独クラウトロックの雄ファウスト。Polydor から2作を発表後、Virgin レーベルに移籍してきた彼らのプロモーションのためにシングルレコードの価格で販売されたというサンプラー盤。デモ音源など未発表音源から編集されてるところが貴重な番外作品、フリーキーな音響実験と切なさやコミカルさまで感じさせる歌モノなどが入り混じり切れ目なくつながれたコラージュアルバムとなってます。 Virgin VC 501 LP UK盤 73年 media: VG+ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16485.mp3
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Koniec / Senza Parole
¥7,800
Joan Sauraを中心としたスペインのジャズプレイヤーたちが集まって作った非常にユニークなグループ。前衛ジャズロックかと思いきや、突然すっとぼけたシンセやリズムマシンが登場するニューウェイヴ的なアプローチがあったり、とりとめのないカリプソ的なラウンジミュージックを真似てみたり、かなり分裂的。なかなか似た感じのサウンドが思いつかない唯一無二の作品です。ジャケも素晴らしいですね。 Promos X-1188 LP スペイン盤 84年 media: VG++ sleeve: VG++ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16342.mp3
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Plain Characters / Man In The Railings & O
¥2,800
The Theのマットジョンソンとの共作、ケイトブッシュのアルバムにも参加したColin Lloyd Tuckerを中心としたダークエレクトログループ。同じ志向を持つThe Gadgetsなどともメンバーが重なっています。UK盤では裏ジャケに使われているだけのノック師匠(なの?どうなの?)がこのフランス盤では表裏両方に! Final Solution 620 591 7' フランス盤 79年 media: VG++ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16343.mp3
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Z'EV (Stefan Joel Weisser) / Wipe Out! / Element/L
¥4,800
インダストリアルパーカッションの先駆者的存在であるアメリカのコンセプチュアルアーチスト、ドラマーでもあるStefan Joel Weisserによるハードなメタルビート作品。レジデンツのラルフレコードやエリオット・シャープ、若き日のカール・ストーンなどとも交流があり、確かな演奏の技術を持ちつつ、自作楽器の制作や数々のパフォーマンスを行うなど、アートの文脈で活動し続けた。 Fetish FE 13 7' UK盤 82年 media: VG+ sleeve: VG++ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16457.mp3
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The Tapes / Party
¥3,500
アムステルダムで結成されたアートロックバンド。NWに影響を受け「ダッチ・トーキングヘッズ」などと呼ばれていたようだが、メジャーデビュー盤の本作は前衛ロックとNWのいいとこ取りをしたような非常に高度な音楽性に進化している。その後XTCのプロデューサーなどが関わって世界展開を目指したが、路線がブレてしまい最終的に活動中止に。本作の路線のまま続けていたらと思うと残念。 Passport PB 9842 LP US盤 80年 media: VG++ sleeve: VG++ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16280.mp3
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Lenny Pickett With The Borneo Horns / Same
¥4,500
タワー・オブ・パワーのメンバーであり、NBCで放送されていたサタデー・ナイト・ライブ・バンドの音楽監督でもあったLenny Pickettが結成した、デヴィッドボウイやフレースジョーンズのバックなども務めたブラス隊Borneo Hornsを率いて制作した、ブラスとパーカッションのみの前衛インストグループ。 Hannibal HNBL 1321 LP UK盤 87年 media: VG++ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16323.mp3
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Joshua / Jimmy Because (My Name Is)
¥1,500
ゼイマイトビージャイアンツのリミックスで知られる音楽プロデューサーによる、この上なくくだらない12インチ。ひたすら「My Name Is Jimmy Because」と繰り返してるだけなのだが、なぜかあのHenry CowのFred Frithがギターで参加してるのです。途中からいつもの変態プレイでやりたい放題!さらにクイーンやノラジョーンズなど錚々たるアーティストと仕事をしてきたアリフ・マーディンとその息子がなぜかプロデュースとエディットで参加。RUN DMCのエンジニアがミックス。NYの音楽業界のお遊びといった感じのものなんですかねー。知らんけど。 Atlantic DMD 988 12' US盤 86年 media: VG++ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16381.mp3
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Die Zwei / U.S.A.! U.S.A.! U.S.A.!
¥6,800
ドイツの兄弟を中心とする謎グループ。片面は朗々としたアカペラコーラス中心、片面は中途半端なヒップホップのようなアヴァンポップのような、掴みところのないトラックが並ぶという振り分け自体がまずワケがわからないし、アメフトイメージやアルバムタイトルからしてもちょっと情報量多すぎて何をしたいのか、しているのか完全には理解できないという、つまりはとても魅力的でサイコーなアルバム!ぜひ試聴最後まで聴いてイカレ具合を感じていただきたいです。 East West Trading Company EWLP 2 LP ドイツ盤 84年 media: VG++ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16319.mp3
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Pierre Courbois / Independence
¥5,800
60年代にヨーロッパで初めてフリージャズに取り組んだと言われるオランダのジャズドラマー・作曲家。スタンゲッツやジャン=リュック・ポンティなどと共演。自身のグループを率い、90年代に数々の賞も受賞している。そんな彼の83年作は奇妙なエレクトロニクスとの即興合戦、と思いきや、エレクトロニクスも本人が演奏してるやん!というわけで、結果、ジャズ界のシルバーアップルズみたいな問題作になっております。 Timeless SJP 188 LP オランダ盤 83年 media: VG++ sleeve: VG+ ♪試聴:http://manuera.com/sonota/audio_files/16322.mp3
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